磨きのプロでも間違えている「艶」
気付いている「艶」の正体
磨くという事は、塗装表面を「削る」ということです。
本来研磨は研磨粒度を段階的に細かくして行き、 人間の目で磨いたキズが見えなくなるところまで塗装面を削ることで「鏡面」状態を完成させ「艶」を出します。
しかし、この研磨作業で仕上がった塗装面の「艶」は果たして塗装本来の「艶」「輝き」なのでしょうか?
本当は気付いている方が多いのではないでしょうか?研磨でできた磨き傷をコンパウンドに含まれるシリコンなどの油性成分で埋めていると言うことに・・・
なぜコンパウンドに油分が含まれるのか?
私たちディテイラーが使うコンパウンドは鈑金塗装後の仕上げ材として開発製造された物を使用しています。
鈑金塗装の仕上げはより短時間に作業ができ、長くても数か月間綺麗であれば良いため、 そのコンパウンドは研磨能力よりも傷を埋め目立たなくする能力が優っているものがほとんどです。
この傷を埋めるための成分がシリコンなどの油性の成分となります。
このためコンパウンドには油性成分が必要不可欠なのですが、 これらの余剰成分を塗装面に残したままコーティング剤を安定的に定着させることができるのでしょうか?
磨きのプロが求めるべき「艶」
RTSが考える「艶」とは、塗装本来の状態に復元すること!
塗装面は、汚染物質や繰り返される洗車においてダメージを受けています。
磨きは、塗装面のクリーニングでありキズを除去することだけが目的ではありません。
塗装本来の状態(初期状態)に復元することであり、余計な成分を塗布し必要以上の光り方をさせることではないのです。一般的な研磨剤を使用しているプロ達の多くは、磨き以外の成分で光り輝いた塗装面を「鏡面」と呼び、「艶」が出ていると勘違いしているのです!
本当のプロが目指す「艶」とは、大きくかけ離れていることをこの研磨剤は教えてくれることと思います。
多くの研磨剤で行っている「埋める」事実
その1 : 大半はキズを埋めて見えなくしている
研磨剤に含まれる研磨以外の成分が多い研磨剤では、ほとんどの場合で磨かずにキズを埋めて見えなくしている、又は磨きキズを埋めている。
その2 : コーティング加工後または、最中に磨きキズが出てくる
キズを埋める成分は様々ですが、コーティング加工後または、最中に磨きキズが出てくる事実があります。
ガラスコーティング剤の多くは、アルコールや溶剤分に主たる成分を溶かしてあります。その溶剤分によって、研磨剤に含まれる油性成分が取れ、埋めていた箇所が見えるのです。
磨きのプロと呼ばれる人間の中でも極一部のプロは、
この事実をある程度わかっています。
つまり、わかっていながらもそうしなければならない現実とは?
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そして何より、
今まで完全に対応できる水性研磨剤がなかった!という事実
今まで挙げた「磨き」に特化した本当の磨きのプロを100%満足させる研磨剤を作ろうと思ったら、開発時間・コストが膨大に掛かります。
また、使用する研磨剤も量も従来品と比べ物にならない位UPします。
そんなことより大手メーカーでは、採算ラインには乗らないのと、数多く消費してくれるBP関連(鈑金塗装)には売れない為に製品化には踏み切れないのです!
我々は、大量消費をするマーケットが狙いではありません。
コーティングショップであれ、BPショップであれ真の磨きを追求するプロのみに提供ができれば良いのです。
ここまでのすべてを踏まえてRTSが磨きのプロたちに提案すること
今までの研磨剤や磨き方をRTS方式に変えると、一時的に生産性が落ちます。
それは、研磨剤の特性や機械とのマッチングの「慣れ」や「磨きに対する意識を変える」為の時間が掛かるからです。
そこで、RTSでは「プレミアムポリッシュ」をメニューに追加することを提案します!
コーティングにプレミアムポリッシュを追加するのです!
コーティングの定着が飛躍的に向上するのと研磨精度が向上するのですから、差別化は必須と思います。